イタリア旅行記-6
レストランのランチ営業開始時間が遅いという事は、当然ディナーも遅いという事だ。
早い所で6時オープンだが、大抵のところは7時オープンとなっている。
ホテルで休憩を取って、街に再度繰り出したのは夕方5時くらいだろうか。
日中よりは気温が下がって来て快適だ。
昼間は美味しいパスタを食べたので、今度はピザを食べようという事になり、コロッセオの近くのお勧めピッツェリアまでまた街を散策しながら向かう事にした。
夕飯を食べた後、ライトアップされたコロッセオを見ようという算段だ。
ホテルのすぐ裏の方に、サンタ・マリア・マジョーレ教会があり、どうやら有名スポットらしいのでそこに向かう。
ローマには当然のごとく教会が沢山あるわけだが、大抵の教会の名前はサンタ・マリアで始まる。
「ダヴィンチ・コード」で明かされた、女神信仰の名残なのだろうか…。
教会の鐘が鳴る。
夕暮れ時に教会で鐘を聞くなんて、「フランダースの犬」とか「母を訪ねて3千里」なんかの世界観だ。
カブール通りを通ってコロッセオ方面に向かう。
ちょっと地元感のある装いになって来た。
こんなアパートに住んではみたいものの、実際住んでみると不便で大変そうだ。
コロッセオに近づくと、また少し観光地っぽくなってくる。
とりあえずお目当てのピッツェリアの場所を把握しておこうと思い、一路目指す。
ちょっと治安に不安のよぎる、薄暗い路地にあるらしい。
…、あれ?通りを抜けてしまったぞ。
店を見落としたか。
もう一度通りを戻って、住所も良く確認しながら探してみよう。
……、やはり無い。
ネットの情報は3年くらい前のものだったので、そのピッツェリアは無くなってしまったらしい。
残念だ…。
せっかくなので、夕暮れのコロッセオ付近の写真を。
カメラのミニチュアモードで撮影してみる。
反対側も。
そして近くにあるよくわからない遺跡を。
お目当てのピッツェリアの代わりに、もう少しホテル寄りのLa Carbonara(ラ・カルボナーラ)に向かう事にした。
痛む足をかばいながら、ゆっくりめのペースで向かう。
そしてちょっと入り組んだ道の先に、La Carbonara(ラ・カルボナーラ)を発見。
お腹が空いたか?
と聞かれれば、大して空いていない、と答えただろう。
そう、昼のパスタとジェラートでまだ空腹感は無い。
でもワインを飲めば食べられるだろう。
オープンと書かれている7時半より早く、7時前くらいだったが開いていたので中に入る。
いきなり予約は?と聞かれる。
無い、と答えると、まだテーブルは沢山空いているのに相席のテーブルに通される。
隣はヨーロッパ人らしい若いカップルだが、イタリア語は分からないらしく、店員にメニューを英語で尋ねまくっている。
うちらは…、やはり日本語メニューがあって助かった。
店名にもなっているカルボナーラを頼んでみたい気もするが、 ローマの名物の「アマトリチャーナのブカティーニ」と、昼からパスタばかりになってしまうので、メイン料理の中から「牛細切れ肉の炒め物」と、白ワインを注文。
これで様子を見て、足りなかったらまた頼む事に。
そうこうしているうちに、いつの間にか店内のテーブル席は満席に。
予約無しだと、かなり早く来ないと入れない程の人気店だったらしい。
程なく料理がやってくる。
昼もそうだったが、見た目は本当にこれが美味しいのだろうか、と心配になるくらい貧相な感じなのだ。
しかし、美味しい!
ここのパスタはアルデンテで、昼のパスタよりも美味しい気がする。
肉料理は、本当に牛肉の細切れ肉と緑の葉っぱしか無いが、味は申し分ない。
そして量はこれで丁度良い。
隣は二人ともパスタを頼んでいて、大体平らげている。
そろそろ会計をして出るのかな、と思っていると、でっかい肉料理が二人前登場!
あんたらまだ食うんかい!!
アメリカでも一人前のサイズには驚いたが、イタリアでも同じらしい。
パスタは、やはり本当にメイン料理の前の一品に過ぎないのだ!
忙しい店員を捕まえて、会計を頼む。
本当は大きい札で払ってお釣りが欲しかったが、あまりに忙しいためにチップ入りで丁度の現金をテーブルに置いて出る事に。
という事は、この店でクレジットカードで払おうとするともの凄く待たされる、という事である。
アメリカではどんなに忙しくてもクレジットカードの面倒を見てくれるが、そういった習慣は明らかに無いようだ。
そしてお腹もいっぱいになり、ホテルに戻る。
ああ、疲れた。
普段持ち歩く携帯には万歩計機能が付いていて毎日チェックしている。
イタリアでは当然電源はオフにしているが、毎日の経験から推測すると、多分この日は3万歩くらい歩いているだろう。
しかも慣れない石畳の上を。
歩き過ぎる街、ローマ。
大方の旅行者のローマの夜景には、足の痛みが寄り添っている事だろう。
明日の旅はヴァチカンから始まる。
また歩き過ぎる旅程に備えて寝る事にする。
明日は一体どんな体験ができるのだろうか、楽しみだ。
イタリア旅行記初日終了
早い所で6時オープンだが、大抵のところは7時オープンとなっている。
ホテルで休憩を取って、街に再度繰り出したのは夕方5時くらいだろうか。
日中よりは気温が下がって来て快適だ。
昼間は美味しいパスタを食べたので、今度はピザを食べようという事になり、コロッセオの近くのお勧めピッツェリアまでまた街を散策しながら向かう事にした。
夕飯を食べた後、ライトアップされたコロッセオを見ようという算段だ。
ホテルのすぐ裏の方に、サンタ・マリア・マジョーレ教会があり、どうやら有名スポットらしいのでそこに向かう。
ローマには当然のごとく教会が沢山あるわけだが、大抵の教会の名前はサンタ・マリアで始まる。
「ダヴィンチ・コード」で明かされた、女神信仰の名残なのだろうか…。
教会の鐘が鳴る。
夕暮れ時に教会で鐘を聞くなんて、「フランダースの犬」とか「母を訪ねて3千里」なんかの世界観だ。
カブール通りを通ってコロッセオ方面に向かう。
ちょっと地元感のある装いになって来た。
こんなアパートに住んではみたいものの、実際住んでみると不便で大変そうだ。
コロッセオに近づくと、また少し観光地っぽくなってくる。
とりあえずお目当てのピッツェリアの場所を把握しておこうと思い、一路目指す。
ちょっと治安に不安のよぎる、薄暗い路地にあるらしい。
…、あれ?通りを抜けてしまったぞ。
店を見落としたか。
もう一度通りを戻って、住所も良く確認しながら探してみよう。
……、やはり無い。
ネットの情報は3年くらい前のものだったので、そのピッツェリアは無くなってしまったらしい。
残念だ…。
せっかくなので、夕暮れのコロッセオ付近の写真を。
カメラのミニチュアモードで撮影してみる。
反対側も。
そして近くにあるよくわからない遺跡を。
お目当てのピッツェリアの代わりに、もう少しホテル寄りのLa Carbonara(ラ・カルボナーラ)に向かう事にした。
痛む足をかばいながら、ゆっくりめのペースで向かう。
そしてちょっと入り組んだ道の先に、La Carbonara(ラ・カルボナーラ)を発見。
お腹が空いたか?
と聞かれれば、大して空いていない、と答えただろう。
そう、昼のパスタとジェラートでまだ空腹感は無い。
でもワインを飲めば食べられるだろう。
オープンと書かれている7時半より早く、7時前くらいだったが開いていたので中に入る。
いきなり予約は?と聞かれる。
無い、と答えると、まだテーブルは沢山空いているのに相席のテーブルに通される。
隣はヨーロッパ人らしい若いカップルだが、イタリア語は分からないらしく、店員にメニューを英語で尋ねまくっている。
うちらは…、やはり日本語メニューがあって助かった。
店名にもなっているカルボナーラを頼んでみたい気もするが、 ローマの名物の「アマトリチャーナのブカティーニ」と、昼からパスタばかりになってしまうので、メイン料理の中から「牛細切れ肉の炒め物」と、白ワインを注文。
これで様子を見て、足りなかったらまた頼む事に。
そうこうしているうちに、いつの間にか店内のテーブル席は満席に。
予約無しだと、かなり早く来ないと入れない程の人気店だったらしい。
程なく料理がやってくる。
昼もそうだったが、見た目は本当にこれが美味しいのだろうか、と心配になるくらい貧相な感じなのだ。
しかし、美味しい!
ここのパスタはアルデンテで、昼のパスタよりも美味しい気がする。
肉料理は、本当に牛肉の細切れ肉と緑の葉っぱしか無いが、味は申し分ない。
そして量はこれで丁度良い。
隣は二人ともパスタを頼んでいて、大体平らげている。
そろそろ会計をして出るのかな、と思っていると、でっかい肉料理が二人前登場!
あんたらまだ食うんかい!!
アメリカでも一人前のサイズには驚いたが、イタリアでも同じらしい。
パスタは、やはり本当にメイン料理の前の一品に過ぎないのだ!
忙しい店員を捕まえて、会計を頼む。
本当は大きい札で払ってお釣りが欲しかったが、あまりに忙しいためにチップ入りで丁度の現金をテーブルに置いて出る事に。
という事は、この店でクレジットカードで払おうとするともの凄く待たされる、という事である。
アメリカではどんなに忙しくてもクレジットカードの面倒を見てくれるが、そういった習慣は明らかに無いようだ。
そしてお腹もいっぱいになり、ホテルに戻る。
ああ、疲れた。
普段持ち歩く携帯には万歩計機能が付いていて毎日チェックしている。
イタリアでは当然電源はオフにしているが、毎日の経験から推測すると、多分この日は3万歩くらい歩いているだろう。
しかも慣れない石畳の上を。
歩き過ぎる街、ローマ。
大方の旅行者のローマの夜景には、足の痛みが寄り添っている事だろう。
明日の旅はヴァチカンから始まる。
また歩き過ぎる旅程に備えて寝る事にする。
明日は一体どんな体験ができるのだろうか、楽しみだ。
イタリア旅行記初日終了
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