イタリア旅行記12
旅行4日目 移動の日 4月25日 水曜日 晴れ
今日は3泊したローマから、ヴェネチアに移動する。
ユーロスターでフィレンツェ等を通り過ぎる。
「世界の車窓から」気分を味わえるだろうか。
UNAホテルの朝食にも触れておこう。
バイキング形式で、ハム、チーズの種類が豊富に揃っている。
まんまるいモッツァレアチーズが特に美味しい。
そこらのレストランよりはここの朝食の方がよほど美味しいだろう。
しかし、やはり食べ過ぎには注意しなくてはならない。
今日も朝食はなるべく控えめにして、昼は気になっているパニーニというサンドイッチみたいな食べ物を電車の中で食べる算段だ。
ホテルをチェックアウトすると、シティ・タックスという税金を取られた。
去年くらいから始まったらしく、宿泊するだけで課税される。
1泊6ユーロだから合計18ユーロだった。
ユーロスターの発着ホームは、出発の直前にならないと分からない。
ここでも少しドキドキ感が味わえる。
掲示板の、9時45分ヴェネツィア行きに乗り込む予定。
大分早めに着いてしまったので、テルミニ駅を少し散策。
そして目的のパニーニを購入。
オーブンで焼けるというので焼いてもらう事に。
中にはハム、チーズ、トマト、オリーブなどが入っている。
そして出発予定時刻の10分前くらいだろうか。ようやく発車ホームが掲示板に掲載される。
指定席だから急ぐ必要はないのだが、乗り込むと昇降口付近の荷物置き場は中国人のファミリーに独占されて置けない。
仕方なく座席の上の棚にスーツケースをしまう。
小さめのにして良かった。
ユーロスターの座席は複雑だ。
隣同士で予約する場合は続き番号では無いのだ。
チケットを予約する際に言われたのだが、二人席というものは無く、ボックス席を向かい合わせに乗るのが普通らしい。
だから連番で取ると向かい合わせになるらしい。馬車の習慣が残っているだとか。
とはいえ、やはり日本の習慣で隣合わせになるように注文。
しかし、番号ではどんな席なのか予約の段階では分からないらしい。
座席を実際に見てみると、二人席じゃん!!
ボックス席もあるが、取れた席は二人だけ並んで座る、新幹線スタイルだ。
でも座席番号はやはり飛んでいる。
ただ残念な事に、この席には窓が無い。
大きな窓がボックス席を中心についているので、この席からはその大窓の端っこからしか外の世界を拝む事はできない。
やがて電車が走り出す。
ヴェネツィアまでは約4時間半の長い道のりだ。
しかし案ずる事は無い。
僕は乗り物に乗るととたんに眠くなってくるのだ。
「世界の車窓から」気分を味わう為に最初は頑張っていたが、やはり眠くて仕方ない。
とりあえず昼食くらいまで寝かせてもらうか…zzz
その間、妻が取った写真を数枚。
何も無いじゃないか…。
こんな風景ばかりだと飽きてしまうな…。
途中起きてパニーニを食べる事に。
紙袋で包んでもらって、ビニール袋に入れてもらったのだがイヤな予感…。
焼いてもらったおかげで、油が紙にしみ込んでいる。
紙袋を開けて見ると、朝にはあんなに美味しそうに店頭に並んでいたパニーニがなんだかぐちゃぐちゃに…。
焼いてもらわなければ良かったのだろうか。
恐る恐る口にすると、美味しい。
あ~良かった。
見た目は酷くなるが、やはり焼いてある方が美味しいと思う。
日本だったら、焼いて持ち歩いても見た目がなるべく崩れないような工夫をするんだろうが、イタリアではそういう努力は皆無だ。
食後、再び頑張ってはみるもののやはり睡魔には勝てず、夢の中へ。
と、ヴェネツィア近くになって無理やり起こされた。
ヨットの向こう側に浮かぶ島がヴェネツィアなのだろうか。
僕にとっては電車の旅はあっという間だったが、待望のヴェネツィア、とんな顔を見せてくれるのだろうか。
期待に胸が膨らむ。
続く。
今日は3泊したローマから、ヴェネチアに移動する。
ユーロスターでフィレンツェ等を通り過ぎる。
「世界の車窓から」気分を味わえるだろうか。
UNAホテルの朝食にも触れておこう。
バイキング形式で、ハム、チーズの種類が豊富に揃っている。
まんまるいモッツァレアチーズが特に美味しい。
そこらのレストランよりはここの朝食の方がよほど美味しいだろう。
しかし、やはり食べ過ぎには注意しなくてはならない。
今日も朝食はなるべく控えめにして、昼は気になっているパニーニというサンドイッチみたいな食べ物を電車の中で食べる算段だ。
ホテルをチェックアウトすると、シティ・タックスという税金を取られた。
去年くらいから始まったらしく、宿泊するだけで課税される。
1泊6ユーロだから合計18ユーロだった。
ユーロスターの発着ホームは、出発の直前にならないと分からない。
ここでも少しドキドキ感が味わえる。
掲示板の、9時45分ヴェネツィア行きに乗り込む予定。
大分早めに着いてしまったので、テルミニ駅を少し散策。
そして目的のパニーニを購入。
オーブンで焼けるというので焼いてもらう事に。
中にはハム、チーズ、トマト、オリーブなどが入っている。
そして出発予定時刻の10分前くらいだろうか。ようやく発車ホームが掲示板に掲載される。
指定席だから急ぐ必要はないのだが、乗り込むと昇降口付近の荷物置き場は中国人のファミリーに独占されて置けない。
仕方なく座席の上の棚にスーツケースをしまう。
小さめのにして良かった。
ユーロスターの座席は複雑だ。
隣同士で予約する場合は続き番号では無いのだ。
チケットを予約する際に言われたのだが、二人席というものは無く、ボックス席を向かい合わせに乗るのが普通らしい。
だから連番で取ると向かい合わせになるらしい。馬車の習慣が残っているだとか。
とはいえ、やはり日本の習慣で隣合わせになるように注文。
しかし、番号ではどんな席なのか予約の段階では分からないらしい。
座席を実際に見てみると、二人席じゃん!!
ボックス席もあるが、取れた席は二人だけ並んで座る、新幹線スタイルだ。
でも座席番号はやはり飛んでいる。
ただ残念な事に、この席には窓が無い。
大きな窓がボックス席を中心についているので、この席からはその大窓の端っこからしか外の世界を拝む事はできない。
やがて電車が走り出す。
ヴェネツィアまでは約4時間半の長い道のりだ。
しかし案ずる事は無い。
僕は乗り物に乗るととたんに眠くなってくるのだ。
「世界の車窓から」気分を味わう為に最初は頑張っていたが、やはり眠くて仕方ない。
とりあえず昼食くらいまで寝かせてもらうか…zzz
その間、妻が取った写真を数枚。
何も無いじゃないか…。
こんな風景ばかりだと飽きてしまうな…。
途中起きてパニーニを食べる事に。
紙袋で包んでもらって、ビニール袋に入れてもらったのだがイヤな予感…。
焼いてもらったおかげで、油が紙にしみ込んでいる。
紙袋を開けて見ると、朝にはあんなに美味しそうに店頭に並んでいたパニーニがなんだかぐちゃぐちゃに…。
焼いてもらわなければ良かったのだろうか。
恐る恐る口にすると、美味しい。
あ~良かった。
見た目は酷くなるが、やはり焼いてある方が美味しいと思う。
日本だったら、焼いて持ち歩いても見た目がなるべく崩れないような工夫をするんだろうが、イタリアではそういう努力は皆無だ。
食後、再び頑張ってはみるもののやはり睡魔には勝てず、夢の中へ。
と、ヴェネツィア近くになって無理やり起こされた。
ヨットの向こう側に浮かぶ島がヴェネツィアなのだろうか。
僕にとっては電車の旅はあっという間だったが、待望のヴェネツィア、とんな顔を見せてくれるのだろうか。
期待に胸が膨らむ。
続く。
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