イタリア旅行記-11

スペイン広場のすぐ近くにはブランドショップがたくさんある。

当然シャネルやらティファニーは前を通るだけなのだが、北に少し行くとブランドショップ通りからお手頃なショップ通りに変わる。

値段を見ていると、やはり革製品は日本で買うよりも大分安いみたいだ。


僕は特に欲しいものは無いのだが、強いて何か買うとしたら腕時計とバッグだ。

どちらもかなり愛用していて、特にバッグはサックススタンドやら譜面台を無理やり入れるので大分痛んでいる。

腕時計はスウォッチなのだが、かれこれ9年くらいは使っているだろうか。
ニューヨークのタイムズスクエアで買った物だが、ベルトの交換は2回、電池交換の回数は数知れず。それらの維持費で既に本体価格を上回っているのでは…。


ショッピングとなるのその2点が気になるが、なかなかデザインと価格とが折り合わず、結局今までのもので良いか、という結論に至る。


そんなわけで、今回も結局ウィンドウショッピングで終わってしまい、ポポロ広場に到着。

ポポロとは「市民」という意味で、市民からお金を集めて作ったらしい。


この双子のようにそびえる教会が有名らしいが、なんか巨大な広告が邪魔している気がする。

反対を向くと、オベリスクが建っている。


オベリスクも、ローマのいたるところで見る建造物だ。

ここでもストリートミュージシャンが演奏している。
当然バッグ売りなどもいるが…。


だんだん夕食の時間に近づいて来た。
昼は軽く済ませたので、今夜は結構食べられそうだ。

今度こそ美味しいピザが食べたい。
この近くにある「ピッツェリア・レ」というやけに短い店名の場所を確かめる。

この「レ」は、複数のブログで美味しいと評判だったピッツェリアで、ガイドブックには載っていないので、比較的空いていそうだ。



とりあえずもう少し付近を散策する事にする。

この頃からポツポツと雨が降り始める。
ああ、今日は雨男のパワーが少し勝ってしまったのだろうか…。

しかし、傘をさすほどでもないので支障は無い。





狭い路地にあった不思議な建物。
おそらく住居では無いと思うが…。


そうこうしているうちにお腹の空き具合が限界近くなって来たため、先ほどのレストランに向かう。
比較的空いている。

今回は、サラダ、ハムの盛り合わせ、マルゲリータピザ、イタリアビール、白ワインを注文。





今回は忘れずに料理を写真に収められて良かった。

てかでかい!!!


ハムの盛り合わせ、こんなに盛りだくさんなのは初めてだ。

そして全て美味しい。そうそう、こういうピザが食べたかったんだよ。なんだか長い道のりだった。

サラダにはドレッシングではなく、塩コショウ、オリーブオイル、お酢をかけるスタイルだ。
こういう食べ方も美味しい。


今日はお腹がちゃんと空いていたので、無事に完食。

ここの食事は見た目もそこそこ良いが、改めて見返してみると、和食の色彩の豊かさは素晴らしいと思う。


そして今日も痛い足を引きずりホテルへ帰ろう…。




と思ったが、バッグが無い!

スられたか?いや、まさかバッグごとなんて事はあるまい!

あ、もしやさっきのレストランに…。




走ってレストランに戻る。

あー、あった!良かった!

貴重品は入っていないが、ガイドブックなどが入っているので無くなると困るところだった。

そして横には一部始終を冷ややかな目で見ている人物が居たのだった!!!




と、とりあえず何事もなくローマ2日目終了。

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