電験2種、一次試験受けてきました!

電気主任技術者2種の一次試験を受けてきました。
今回の試験地は、水道橋近くにある日大法学部の校舎でした。


2種と3種では色々と環境が変わります。


電験3種と、電気工事士2種を受けたときには、電車で駅を降りてから、試験地に向かうまで、ビラ配りの嵐です。
内容は試験に受かるスクールだの、ネット講座だの、こんなにこの試験から派生する仕事があるのか、と感心するくらいビラ配りの応酬です。

それは、もちろん試験後も同じです。
というかより過熱しています。


第2種電気工事士という資格は、統計の取り方によりますが、毎年16万人くらい受けるのです。
そういう人向けのビジネスが成立する訳です。

第3種電気主任技術者は、申し込み数が6万人くらいいます。
実際の受験者数は4万7千人くらいらしいですが。
しかし電気工事士と違って、難易度が格段に高く、しかも科目持ち越し制度があるので、何年も受ける受験者がほとんどです。

持ち越し最後の年の人は、ふらっとスクールに通うかも知れません。
なんだかそういうスクールを批判するような内容に感じられるかも知れませんが、スクールに通って、正当な額を支払って合格して、本人が幸せな人生を歩めるなら、素晴らしい事だと思います。


ところが、電気主任技術者2種では、そういうビラ配りの方々は一人も居ませんでした。
本当に資本主義経済を反映する出来事だと思って、新発見です。

第2種電気主任技術者の受験者数は、全国でも8千人くらいなのです。
そのくらいの受験者数では、そもそも周辺ビジネスが成り立たないので、受験者としては非常に快適でした。

マイナス要素としては、参考書の種類が激減する事。
そして、1冊の価格が高騰する事です。
これもまさに資本主義を反映していると思い、非常に興味深い事実です。

そして、3種の様に申し込みだけしてビビって来ない人も居ません。
本気で資格取得を目指している人しかいないので、出席率は非常に高いです。余程体調不良とか、緊急の仕事でも無い限り、みんな受けに来ます。

これこそ、資格試験の本来あるべき姿なんじゃないのか、と一人ほくそ笑んでいました。
しかも、みんな3種は合格しているか、もしくは同等の実力があるか、という人達なので、一緒の空間で試験に立ち向かえる事だけでも光栄ですね。

そんな感じで一次試験受けてきましたが、手応えは良く分からないです。
全く手が届かない、という感じでは無かったので、今回狙っていた「理論」と「電力」が不合格だったとしても、そんなにモチベーションを下げずに来年も受験できそうです。

電験はマゾ体質の人にしかお勧めしません!

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