2009年12月10日木曜日

今週は半隠遁生活

今週は、体調がイマイチ良くないという事で、半分隠遁生活のような毎日を送っています。

仕事だけして、後は家でじっとしています。
大好きなお酒も控えめにしています。


ここまで外部との接触を控えるというのは久しぶりの事で、なんだか新鮮な感じがします。


最近はまっていたキン肉マンと聖闘士星矢にも飽きてしまい、そろそろ脱アニメをしようかな、と思っています。
聖闘士星矢は、僕が小学生だった頃に大ファンで、コミックスも全巻持っていました。
そのコミックスは残念ながら捨てられてしまったのですが、何度も読み返したので内容はほぼ覚えています。
しかし、ここまで原作と違うアニメというのも珍しいのでは無いでしょうか。

設定も違ければ、聖衣(クロス)のデザインも全く違います。
原作に無いキャラクターも多く、つじつまの合わないストーリーも多く挿入されています。

そんな違いを探しては楽しんでいたんですが、12宮の戦いになって、ほぼ原作と同じになってきたので飽きてしまった次第です。



ここで、そろそろアニメから文学に転向して来ています。

僕は三島由紀夫の作品がとても苦手だったので、それを克服するべく一つの本を手に取ったのです。
「宴のあと」という作品ですが、三島文学の新しい側面がみれてとても面白いです。
あれほど嫌悪していたのに、この本は不思議と読めるのです。

では、一体なぜ三島由紀夫が苦手だったのか考えてみました。

僕が読んだのは、「金閣寺」と「仮面の告白」という2作品だけだったのですが、どうやら原因は主人公にあるみたいです。

まず「金閣寺」は、今まで読んだ本の中で一番腹が立った本です。
最も有名、と言ってもいいと思うのですが、とにかくつまらなかったのです。
つまらないけど、ここまで有名なのにはどこかに面白みがあるはず、と我慢して読んでいたのですが、
とうとう最後までつまらないままだったのです。

読み終わって、投げ捨ててしまおうかと思った本は初めてでした。

なぜつまらないのか。
それは、主人公に全く共感できなかったからだ、と思い当たりました。
とにかく歪んでひねくれた主人公なので、彼の描写がある度にイライラしてしまう次第でした。

現実に彼のような人がいたら、全く関わりたくない種類の人間です。


「仮面の告白」は、三島由紀夫の自伝的な要素が強いらしいですが、またひねくれた主人公なんですよ…。
「金閣寺」みたいに腹は立ちませんでしたが、特に面白かったという印象は受けませんでした。
ゲイの話も文学になるんだな…、くらいの感想です。


それに比べて「宴のあと」の主人公は、情熱的過ぎて見境がなくなり、一人突っ走ってしまった初老の女の人で、ひねくれていないのです。
女の人はつぼにはまったら行動力はとてつもなく凄いな~と思わされます。


という事で、分析したところ、僕は歪んでひねくれた主人公が苦手だという事です。
「罪と罰」の主人公にもそういった傾向はあるんですが、あの作品には救いがありますからね。
「金閣寺」には救いが無いのです。

しかしながら、この感じだと三島由紀夫の他の作品も読めそうなので、ちょっと安心しました。

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