電験の夏、日本の夏

さあさあ、電験を目指している方々、追い込みの時期がやってきましたね!

もはや私には、夏=電験になっています。
夏=花火、お盆、24時間テレビではありません。


なかなかこの記事を追加できなくてすみません。
受験者に本当に伝えたいのは以下の事です。


電験3種の本番の試験は、まともに取り組んではいけない、という事です。


勉強はひたすら、ひたすらやらないといけないですが、本試験では諦めが必要です。


なぜなら、余裕のある一部の人を除いて、まともにやるととてもじゃないけど時間が足りない試験だからです。

なまじちゃんと勉強していると、この問題解けそう…、と思うと、あーでもないこーでもない、と数式をこねくり回すはめになります。そうすると時間切れです。

私が去年落とした「理論」は、実力が足りなかったのと、まともに正面から取り組んだのが敗因でした。

「理論」は、朝一番の科目です。

「理論」をまず受験して、取り組めた問題が半分くらいだったのです。
後は時間切れで、適当にマークシートを塗りつぶしただけでした。

そこで、私は方針を転換しました。
まず、問題を以下の3種類に分ける事にしました。

1.解ける問題
2.頑張れば解けるかもしれない問題
3.どうやっても解けない問題

まず、1番をこなします。
それから2番です。
問題の順番通りにやってはいけません。
思い出して下さい、約6割で合格に至る、という事を。

そして、2番の問題で時間切れ近くになってしまうので、残りの5分で、3番のどうやっても解けない問題を運に任せてマークシートを塗りつぶします。


こんな感じで、基本的にぎりぎりの実力しかなかったのですが、開き直ったおかげで3科目は合格できました。多分「電力」と「法規」は危なかったと思います。



そして、3科目合格の通知が10月後半くらいに届いたのですが、燃え尽き症候群で、しばらく勉強する気になりませんですた。

では、どうやってまたモチベーションを回復させたのか?

それは、電験2種に挑戦する、という事です。
なんというマゾ的な思考!!!
ところが、12月辺りにそう決めたら、モチベーションが一気に上がって、また勉強するサイクルに入る事ができました。

なので、今年は電験3種の「理論」と、電験2種の一次試験を受験します。

電験2種に関しては、また改に載せますが、頭がおかしくなるくらい難しいです。
今年は「理論」、「電力」だけに絞る事にしました。

電験2種の合格率は10パーセントくらいです。
一見すると、3種よりも高く見えます。


しかし、そもそも電験2種なんて難易度高すぎて受けないのです。
なので、3種を持っている人の中で受験意欲がある人の中の10パーセントです。

という事は、3種合格率が7~9パーセントですから、その10パーセントとすると、0.9パーセント!

ですが、受験者数の低さを考慮して、3種から目指して2種を合格する確率は5パーセントくらいだと思います。

勉強していて思いますが、私の受かった青山学院大学理工学部物理学科の入試試験より難しいですね。

電験を目指しているみなさん、あとちょっと頑張りましょう!

コメント

人気の投稿