2011年3月16日水曜日

明日のライブはキャンセルです

当然の事と思いますが、明日予定していたライブはキャンセルになりました。

きっとこの時期に来ようと思って下さる方は非常に少なかったでしょうが、一応知らせておきます。


このライブだけでは無くて、色んな仕事がキャンセルになってきて、僕としては辛いところです。
ですが、余震もまだ続くでしょうし、交通機関もまた突然ストップするかもしれません。
賢明な判断だと思います。

こういう時、会社員の人はやむなく会社を休んでも給料は支払われるのでしょうか?
そうだとしたら、羨ましいですね。
個人事業だと仕事がなくなると収入減に直結ですからね。


しかし今回の地震では、健康面でも住居などの点でも特に損傷は無いので、わがままは言えません。


被災者の方々、何と言って良いのか分かりませんが、共に日本を再興して行きましょう。

2011年3月14日月曜日

大地震の日‐2

川崎で一夜を明かす事を僕は考えていたのですが、他の人はどうしても家に帰りたいという人もいて、いかにタクシーを捕まえるか、など相談しました。

実際店もタクシーを呼ぶサービスをしていたのですが、予想通り捕まらないのでした。


その間、実家の武蔵小山で待機している母に車で迎えに来てもらう案も考えましたが、あまりの渋滞の為それも見送る事にしました。


そこへ、ピアノ講師の彼氏が合流しました。
その彼は会社から貰った地図を持っていたのでした。



その地図を見て、少々驚きました。
なぜかと言えば、川崎から武蔵小山が意外に近かったからです。


普段電車しか乗らないので気がつかなかったのですが、大雑把に見て10㎞ちょっと、というところでした。
しかし、重いサックスを抱えて歩いて帰ろうなどとはなかなか思えません。
ところが、翌日に仕事があるならば歩いてでも帰らないと対応できません。
困ったものです。



そんなこんなで時間は過ぎてしまっています。
店は11時で閉めるそうで、その時刻に閉めだされるなら、その時点の9時前後の時点で動いた方が、まだ寒さもマシ、というものです。


そして店を出たは良いものの、なにか有効な策があるわけではありません。
そのうち一人は川崎の知人を頼って、50分程歩いて向かう事にしたのでした。



南武線を北に行くルートの人が2人居て、僕も普段なら乗り換えで使う武蔵小杉も途中なので、そっちの方へ歩いて、あわよくばタクシーを捕まえようという事になりかけましたが、地図でみた武蔵小山への最短ルートとは大きく外れてしまうため、僕は腹をくくって一人別れ、歩いて帰る覚悟を決めました。



この時、不謹慎ながら映画の1シーンのようだと思いました。
こういう時、テロップとかで「午後9時13分、○○、××と別れる」
なんて出るんだろうな~、なんて。



その後、南武線を北に行った2人とは別の2人は海老名方面で、はぐれてしまったようなので安否は今も分かりません。
しかし、きっとどこかで夜を過ごして、何とか翌日帰宅している事を願います。




さて、道はあまり詳しく無いのですが、さっき地図で見た限り、国道1号線をひたすら北に向かえば五反田に着く事が分かりました。

五反田の南西あたりに武蔵小山がありますから、とりあえず北上して適当なところで西に向かえば良いわけです。



10㎞ちょっとは車だと近いですが、歩くにはなかなかの距離です。
疲れがあまり出る前になるべく歩いてしまおうと思い、楽器を担いで歩ける最速の速度で歩きはじめました。


すると、たくさんの人たちが同じように歩いていたのでした。
これもテレビで見たシミュレーションと同じです。


ところが、ほとんどの人は反対方向の南を目指しているので、狭い歩道を歩くのは難儀です。
国道1号線が歩行者でこんなにあふれる事は想定外なんでしょうね…。


車道を見ると、全く動く気配の無い車が、もうすでに諦めたのか、誰もクラクションを鳴らさずに行儀よく列をなしていました。


とにかく、遅れて入ってきたメールを確認して「地下鉄復旧」なんて関係ねーよ、なんて心の中でつっこんだりしながら多摩川を越えて東京都大田区に突入。


そのまま環8を越え、環7と交わったところで、かすかな記憶を頼りに西へ方向転換。
ここで、大量の対向歩行者からは解放されました。


しかし、ここから少し上り坂になるのです。
肩がサックスの重みで痛くてしかたありません。

既に左右何度も肩を換えながら、休憩は一度だけコンビニで飲み物を買って済まし、とにかく疲れが出てくる前になるべく歩いてしまいたかったのです。


環7を歩いてしばらくすると、実家の住所の品川区に入りました。
ここで少しホッとしました。


余裕が出てきたのか、開店している店をのぞきながら歩いていると、テレビを見ながらのんびりと酒を飲んでいたりするので、なんだか非日常の中に日常を見た気がしました。


そのまま進むと、中原街道と交差します。
それも記憶を頼りに北東に向かい、やがて武蔵小山の道路標識が見えたところでおなじみの景色が見えてきました。


もう肩も足も痛かったのですが、ここまでくれば安心です。


メールをしていたのですが届いておらず、実家のインターホンを鳴らした時にはビックリされました。
まさか歩いて帰ってくるなんて思いもよらなかったみたいです。


家に着いた時刻は12時半頃だったので、3時間くらいかかった事になります。
携帯に万歩計がついているので確認してみると、歩いた距離は約13㎞、歩数は2万歩ちょっとでした。


まだこの時点では災害の全容は全く分からなかったのですが、
とりあえず実家に辿り着くことができて良かったです。


持ち歩いたサックスには余計愛着が沸きそうです。





終わり

2011年3月13日日曜日

大地震の日-1

未曾有の地震、津波が特に東北地方を中心に日本を襲いましたね。

みなさんは無事だったでしょうか?

宮城に住んでいる友人もいるのですが、連絡が取れなくて心配です。


しかし、以前テレビで大災害のシミュレーションを見たことがあるのですが、本当にその通りになりましたね。都市というものがこんなに機能しなくなるなんて、今更ながら驚きました。



3月11日金曜日、地震が起きた時、僕はラゾーナ川崎でレッスン中だったのです。
揺れ始めた時は、生徒さんも豪胆な人なので、「大丈夫、大丈夫。」
と言っていましたが、だんだん強くなる揺れにただならぬものを感じました。

ひょっとして、ラゾーナもくずれるのか?
と思った瞬間、とりあえず大事なサックスを手に取り、部屋の外に出たのです。

間一髪、立て鏡やコート掛けが倒れてきて、中に居たら僕も楽器も大ダメージを受けていました。
しかし、震度5強の揺れの中、サックスを首に下げていては、壁に捕まって立っているのがやっと。


顔が青くなりながらも、揺れが収まった瞬間に生徒さんとまずはサックスをケースにしまい、コートとバッグを身につけ、散乱した書類はひとまず捨てて外に逃げたのでした。
こんなにノンビリ支度なんかしていて大丈夫かな?と思いましたが、大事なサックスを放っていくわけにもいかず、もっと強い揺れが来たらひょっとしたらアウトか…なんて事が頭をよぎりました。



そして余震がひたすら続く中、外で避難をしていたわけですが、地震が起きてから約2時間後の夕方6時前くらいに、同じ講師の4人とともに、とりあえず動き出しました。

当然電車は止まっているだろうとは思いましたが、確認の為人のごった返す改札に向かうと、シャッターが下りていて「終日運転見合わせ」の張り紙が。
しかも、翌日も復旧する保証も無いわけです。

とはいえ、バスとタクシーにはものすごい行列ができている上、一向に来る気配もありません。


この時点で、尾久(荒川区)に帰るのは完全にあきらめなければなりません。
現実的に考えて、川崎周辺で一夜を明かすのが良いと考え始めました。
しかし一体どこで?

当然のごとく、近くのホテルは満室でしたし、きっとネットカフェも満席であろう事でしょう。
さらに、公共の施設を開放している、という情報もメールでもらいましたが、土地勘の無い川崎で、それがどこにあるのかもわからず、交番さえなかなか見つからないのでした。


もう日も暮れていて寒かったので、とりあえず営業している店で腹ごしらえをする事にしたのでした。
あわよくばそこに朝まで居られないか、と思ったのですが、店員は頑固に11時で閉めます、と言うのでした。
さてどうしたものか、講師同士で自己紹介もしつつ、また相談を始めたのでした。

こういう差し迫っていながら、正解の無い事柄から物事を選択していくのは大変です。
政治家の人は常にこういう状況に身を置いているのでしょうか…。



つづく

2011年3月8日火曜日

3月16日にライブやります~。

3/16 水曜日

外苑前 Zimagine
http://www.radio-zipangu.com/zimagine

Royal Bossa Trio

飯田 竜司:Gt
安部川 純一郎:Ts
田中 さとこ:P
仲石 裕介:B
吉川 昭人:Ds

チャージ2000円(ドリンク別)



相当久しぶりにこのバンドでライブやります。
僕が参加するのは、1年半ぶりくらいかな?

とにかく、今まで何度か演奏した事のある、外苑前のZimagineでのライブです。

このバンドは、リーダーの飯田竜司のオリジナル曲ばかりやるバンドです。
キャッチーなメロディーとは裏腹に、キーや構成などが難しいのです。

ドラムの吉川昭人君はバークリーも同時期で、歳も同じなのですが、会うのも久しぶりです。
彼はこのバンド初参加なので、きっと大変だろうな…。


何はともあれ、良い音楽をやりますんで、是非是非来て下さいね!