2009年1月8日木曜日

新日本人と呼ばれて-1

最近、新日本人と呼ばれる世代が出てきているみたいです。
僕よりも少し下の世代ですが、僕もこの世代の考え方に結構近い事が分かりました。


一番取りざたされている事は、消費をしない、という事です。

車を買わない、タバコを吸わない、酒を飲まない(これは大分違うけど)などです。
そして貯蓄をする。


全員が全員そうなわけでは無いと思いますが、団塊の世代以上の人からは奇異の目で見られます。

どうしてそうなったのでしょうか?


これは、自分もひしひしと感じている事ですが、自己防衛の為です。
最終的には自分を守るのは自分しか居ない、とみんな思っているわけです。
何かあった時に備えて、貯金くらい少しは…という事です。

消費をしないから景気が良くならない、という意見もあるみたいですが、
この傾向は本能から来ていると思うので、そう簡単に変える事は出来ないと思います。



僕は小中学生の時、男はとにかく大人になったら働きまくるものだ、と思っていました。
当時の世のお父さん方はみんなそういう生活だったはずです。
その頃はバブルだった事もあり、世の中にはお金があふれているようでした。

僕の父は公務員なので、特にバブルの恩恵に与ったわけではありませんし、僕自身も小さかったので、そんなに関係無かった感があります。

とはいえ、父も忙しく、とにかく労働時間は長かったのです。
会社人間たれ、家庭はかえりみなくても許される、という社会の雰囲気があったのは確かです。


しかし、やがてバブルは弾け、リストラが始まりました。
仕事優先で、身を削って会社に尽くしていたサラリーマン達が容赦無く切り捨てられていったのです。
これは、首を切られたサラリーマン達にとっては信じられないくらいの悲劇だったと思いますが、僕にとっても凄くショックな出来事でした。

当然直接被害を受けたわけではありませんが、これは一体どういう事だろう、と価値観が揺らいだ出来事だったのです。
真面目に働いてさえいれば、世の中から認められるし会社に守ってもらえる、と当然のごとく思っていた事が音を立てて崩れてしまいました。

新日本人たちは、この出来事をもっと小さい時に見ているのですね。
そして多感な時期に、世の中は就職氷河期が続いたのです。


つづく

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