2008年12月17日水曜日

アイデンティティの話

12月というのは、思索に耽る時期なのでしょうか。
一般的には秋がその季節ですが、僕にはそんな事は関係ないようです。

前回の話をもっと詰めて行きたいところではありますが、
気が変わったのでまた別の事を書こうと思います。
いつ何を書くか、というのは自分でも予測不能なので、この続きを書いて欲しい、というような事は期待しないで下さい。
もしメール等でそのような希望を書いて下されば、それに沿うかもしれません…。


今回は、アイデンティティの話をしようと思います。
アイデンティティという言葉さえ、とても把握しにくい事です。
辞書で調べても、自己同一性とか出てきます。
早い話が、自分は何者であるか、という事ですね。

こういう事は、普段と違う環境に行かないとなかなか考える機会はありません。
僕のように海外に留学すると、その問題を突きつけられるのです。

僕は日本で大学を卒業した後に留学しましたが、こういう問題に関しては、中学の時に半年間アメリカに住んだという体験がその起点になっていると思います。


まず当たり前の事なんですが、僕は日本人であるという事。
この事実から抜け出せる事は絶対にありません。
外国で永住権を得たり、国籍を手に入れたとしても、やはり変更不可能です。
法律上国籍は変わるかもしれませんが、そんな表面的な事ではアイデンティティの変更は叶いません。

では僕がアイデンティティの変更を望んでいるのか?
と問われれば、「いいえ」と答えます。
もし「はい」と答えれば、それは今までの自分の人生を否定する事になりかねません。

僕が日本人として生まれて来て良かった、という点を少しでも多く見出したいのです。
その為に、日本文化を少しずつ勉強中です。
内容は偏っている事は否めませんが、まあ生涯に渡って少しずつ範囲を広げて行きますよ。
これも人生の楽しみでもあり修行の一つです。


ハッキリ言って、現代の日本には誇れる点がほとんど無いのが残念でたまりません。
経済は大分前から1流では無いし、政治も何だかなあ…。麻生さん、しっかりして下さいよ…。定額給付金は要りません!
知的水準も「ゆとり教育」で大分下がって来ているし…(僕もちょっとその被害にあっている)。
4人同時にノーベル賞受賞は嬉しいですが、将来はどうなるんでしょうか。
残るは文化くらいしか無いのではないでしょうか。

そんな僕がアメリカを起源とするジャズをメインに演奏しているのは矛盾しているように思えるかもしれませんね。それについてはまたいつか書こうと思います(決していつかは期待しないで下さい)。


日本人という事実から永遠に逃れられない以上、それを誇りに出来るか否か、という事が人生の充実度をかなり左右すると思います。
あの…、一言断っておきますが、僕は右の方では無いですよ。
「武士道」が良いかもしれない、と思った事もありますが、やはり自分とはかけ離れたもののようです。
武士道を追求できる方は是非追求して下さい。
僕は別の道から探って行こうと思います。

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